ズバリ「俺の藤棚!!!」
お庭に藤棚のあるお宅の剪定に参りました。
花が終わって上に飛び出した枝や
伸びる勢いの強いつるを切って樹形を整えます。

作業中
藤の樹齢はとても長く埼玉県春日部市にある
「牛島の藤」の樹齢が約1200年あまりとの事なので
平安時代にも今と同じ藤の花が咲いていたという事ですね。
「万葉集」にも藤を詠んだ歌が26首あるそうで
中でも弊社所在地太宰府の地に縁のある大伴旅人の子、大伴家持も
「我がやどの 時じき藤の めづらしく 今も見てしか 妹が笑ゑまひを」
(我が家の庭に咲いた、季節はずれの藤のようにめずらしく今も見たいですね
あなたの笑顔を。)
と詠んでいます。
どこどこの大藤も壮観ですが、ズバリ「俺の藤棚!!!」って感じで
個人のお庭に藤棚をお持ちなんていいですよね。

作業前

作業後
植物だけは、自分の持ち物でなくても、なんとなく「俺のシリーズ」を心の中で
作ってもいいような気がします。
「俺のキンモクセイ!!!」「私のイチョウ!!!」
公園のものでも、街路樹のものでも、季節ごとに変えてみても
楽しめそうです。
今のところ、弊社の皆様は「俺の松!!!」という感じで
あっちやこっちに行っています。
雨に降られて、水もしたたる色男や色女になっております。
Kさんの靴下、事務所のスリッパかけの上に干されたままに
なってますよーヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3